つれづれくまー

徒然なるままに、フリゲ・映画・小説・音楽・アニメ等々

じゃれ

自分の中に虎を飼っていて、時々爪を研がれる。

闘争心が冷めやらず別個体へ攻撃をしたくなる。

血を、見たくなる。

血を見るのなら匂いが次いで肉を彷彿とさせ

餌という文字で頭が埋め尽くされる。

肉食獣。

実際は雑食であるのだけれど。

 

戯れに転がっている時は種別猫そのもので

口元は笑って見え、毛は風に揺れ

しかし瞳孔は切れ長で声は低い。

見間違うなサイズは大きい。心中穏やかではない。

 

笑顔は威嚇から成ったものらしい。

澄ましながら目標の喉元への算段をつけたい。

虎を、飼っている。